今年の10月21日、福岡県で開催されたプリンセス駅伝。
今回の大会で、岩谷産業の選手が途中で走行困難となり四つん這いでタスキを繋ぐ姿が
放送されました。この姿を見て、
「必死にタスキをつなぐ姿に感動した」
「選手の状態を最優先させて棄権させるべきだった」
という賛否両論の声があり話題となっています。
一体、大会運営側や岩谷産業の監督は何をしていたのでしょうか?
気になる詳細を調べて見ました。
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プリンセス駅伝|岩谷産業の選手の動画
賛否両論となった問題の動画を見て見ましょう。
今日のプリンセス駅伝。岩谷産業の2区 飯田選手。脚の故障のため、約200メートルを四つん這いでタスキをつなぐ。早く止めなかった大会側を批判する声もありますが、私は、この19歳のルーキーの最後まで自分の責任を全うしようという意志の強さに、ただ、ただ、感動しました。 pic.twitter.com/cUWtBhSZEk
— モリモト (@kenpooh) 2018年10月21日
プリンセス駅伝の今回の騒動の声をまとめると、
「選手の執念に感動した!」
「岩谷産業の選手から勇気もらった!」
「選手を止めない運営側が問題」
「運営側と監督は何してたの?なんで止めないの?」
という意見が多く見られました。
チームで走っているから次につなげたい気持ちもわかるけど
痛々しい…
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プリンセス駅伝|岩谷産業の騒動についての詳細
岩谷産業の騒動についてまとめて見ました。
プリンセス駅伝とは
そもそもプリンセス駅伝とは全国大会である「クイーンズ駅伝」という大会の予選。
福岡県宗像市〜福津市で行われる駅伝で距離は42.195km。
これを6区に分けて走る大会です。
今回騒動になった岩谷産業の選手が走っていたのは2区。
2区は1区〜6区のなかで一番短い距離となる3.6km
3区や5区の10kmと比べればそう長い距離ではありません。
岩谷産業の選手の状態は?
報道によると岩谷産業の選手は右脛骨骨折で全治3ヶ月〜4ヶ月。
右足のスネを骨折してしまったようです。
骨折の原因は疲労骨折だと言います。
倒れてから骨折ではなく骨折したから倒れた。
という様子ですね。
骨折した選手はまだ19歳。
この日のために必死に練習したのですね。
3区で待っていた選手は1つ上の先輩。
先輩に繋ぐために何が何でも繋ぐという執念が出たのではないでしょうか。
また、岩谷産業陸上部のホームページを見てみると、
一番初めに「つないでいく。」
という文字が出てきます。
もしかしたら他のチームよりも次に繋ぐ意識が強かったのかもしれませんね。
岩谷産業の監督は何をしていた?
ここで気になるのは監督が何をしていたのか。
選手が倒れたなら当然監督にも連絡が行くはずですよね。
SNSでも監督への批判が多くありましたが、
監督はコーチに2度止めるよう伝えたそうです。
岩谷産業の監督はオリンピック金メダリストの野口みずきさんも指導したことがある人物。
野口みずきさんが走行中、ふらふらになった際には運営側に選手を止めるよう叫んだという過去もあります。
今回の騒動でも選手を棄権させるよう支持したのは確かなようです。
プリンセス駅伝運営側は何をしていた?
先ほども紹介したように、岩谷産業の監督はコーチに棄権を申し入れていました。
しかし、コーチが現場に伝えに行くまで時間がかかってしまったそう。
その間、選手は四つん這いで進むという痛々しい映像が流れてしまいました。
当然運営側には選手を止められる権利を持っています。
規定にもこのように記されていました。
このように運営側は権限を持っているものの、
「まだいかせてやりたい」といい選手を鼓舞していました。
残り数メートルですし選手に悔しい思いをして欲しくないからとの考えも
あったかもしれませんが、その数メートルで命取りになる可能性もあるので
正しい判断だったとは言い切れませんね。
もちろん選手の気持ちを汲み取るという判断も大事になってきますが…
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岩谷産業の選手は転ばされた?
岩谷産業の選手は疲労骨折で転んだものだと言われていますが、
個人的には他の選手と接触したのでは?
と思いました。
気になる動画があったので見て見ましょう。
岩谷産業 飯田選手は転倒でどこか痛めたようです。#プリンセス駅伝 pic.twitter.com/2MWaEC8zXU
— きーやん (@kiwa_s) 2018年10月21日
画面右側の木の近くで岩谷産業の選手が転倒しているのがわかるかと思います。
しかし、よく見てみると後ろの選手に抜かされた瞬間、左に大きく
よろめいています。
正面から見えていないのではっきりとはわかりませんが、
岩谷産業の選手が回復してから真相が語られるかもしれませんね。