目頭切開は目元の印象を大きく変える人気の美容整形ですが、全ての人に適しているわけではありません。多部未華子さんも過去に目頭切開疑惑がありましたが、実際のところは整形ではなくメイクによる変化でした。
この記事では、目頭切開に向いてない人の特徴やダウンタイム、注意点について詳しく解説します。
目頭切開に向いてない人の特徴は5つ!
目頭切開は誰でもできるわけではなく、中には向いてない人も。そんな人の特徴は5つあるということで、ここでは一つ一つ詳しく解説していきます。
蒙古ひだがほとんどない人
もともと蒙古ひだが薄い、あるいは全くない人は、目頭切開による変化が少なく、かえって不自然な仕上がりになることがあります。切開によって目頭が過度に開きすぎると、寄り目に見えたり、きつい印象になることも。
また、もともと整った目元を崩してしまう恐れもあり、手術によるメリットよりもデメリットが上回るケースもあります。自分の目元のバランスをしっかり理解したうえで判断しましょう。
目と目の間隔が狭い人
目頭切開は、目と目の間隔が広い人に向いています。もともと間隔が狭い人がこの施術を行うと、バランスが崩れてしまい、顔全体の印象が不自然に見える可能性があります。切開によって目元が中心に寄りすぎると、顔が小さく見えるどころか、圧迫感のある印象を与えることも。
人中が長く見えたり、老けた印象になる場合もあるため、自分の骨格やパーツ配置とのバランスをよく確認することが重要です。
傷が残りやすい体質の人
ケロイド体質や傷跡が色素沈着しやすい人は、目頭切開後に赤みや盛り上がりが長く残る可能性があります。顔は常に露出している部位のため、傷が目立つと美容目的の施術として逆効果になることも。
ダウンタイムが長引きやすく、メイクで隠すのも難しいケースもあるでしょう。そのため、医師に自分の体質を事前に伝え、傷跡が残るリスクやアフターケアについてしっかり説明を受けたうえで検討してください。
ナチュラル志向の人
整形による変化が少しでも目立つことに抵抗がある人は、目頭切開は向いていない場合があります。目元は顔の印象を大きく左右するパーツのため、他人に気づかれやすいというリスクも。
自然な美しさや個性を重視する場合、施術の変化が逆に気になってしまうこともあるでしょう。多部未華子さんのように、アイメイクやまつげのカール、カラコンなどで印象を変えるナチュラルな方法も有効です。
眼瞼下垂などの眼周囲の疾患がある人
まぶたの開きが悪い「眼瞼下垂」などの症状がある場合、まずその治療を優先する必要があります。目頭切開だけを行っても根本的な改善にはならず、かえって左右差が目立つ結果になることも。
特に、眼瞼下垂を放置したまま手術を受けると、視野が狭まったり不快感が増す場合もあります。症状がある場合は、美容目的の施術よりも医療的なアプローチを優先し、専門医に相談することが大切です。
目頭切開のダウンタイム期間はどれくらい?
目頭切開のダウンタイム期間は、一般的に1週間から2週間程度とされています。手術後3日ほどで腫れのピークを迎え、その後徐々に落ち着いてくるでしょう。抜糸は通常5~7日後に行われ、抜糸後からメイクが可能になるケースもありますが、完全に自然な見た目になるまでは1ヵ月程度かかることもあります。
そのため、個人差はありますが、仕事や学校などの社会復帰は1週間程度で可能とされることが多いです。経過を安定させるためにも、術後は患部を清潔に保ち、医師の指示に従ったアフターケアが重要といえます。
目頭切開の注意点
目頭切開をする際には十分に注意してもらいたい点が4つあります。ここでは、その4つについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
傷跡が残る可能性がある
目頭切開は皮膚を切開する手術のため、術後に傷跡が残る可能性があります。特に肌質や体質によっては、赤みや盛り上がりが長引くケースも。通常は数か月をかけて目立たなくなりますが、完全に消えるわけではありません。
メイクでカバーできる程度になるには1~3か月程度かかるのが一般的です。また、ケロイド体質の方は傷が残りやすいため、事前に医師とよく相談したうえで、判断しましょう。
不自然な目元になるリスク
切開の幅や角度によっては、希望していた以上に目頭が開きすぎてしまうケースがあります。これにより、不自然な印象の目元になってしまうことも。また蒙古ひだが完全になくなると、優しい雰囲気が損なわれ、キツく見える表情になることもあるでしょう。
一度施術すると元に戻すことは難しく、修正手術が必要になる可能性があるため、術前のシュミレーションや医師とのカウンセリングを念入りに行うことが重要です。
術後の腫れや内出血に備える
目頭切開後は、腫れや内出血が起こるのが一般的です。特に手術から3日間は腫れが目立ち、人によっては目の周囲が赤紫色になることもあります。そのため、この期間はサングラスやメガネでカバーするなど、外出時の対策が必要です。
また、患部を冷やすことで腫れを抑えやすくなりますが、過度な冷却は逆効果になることもあるため、医師の指示に従ってください。術後1週間程度は安静を心がけ、激しい運動は控えるようにしましょう。
メイクや洗顔などの制限
手術後は抜糸までの間、患部への刺激を避ける必要があるため、洗顔やメイクは制限されます。特にアイメイクは、術後すぐに行うと感染のリスクが高まるため、医師から許可が出るまでは控えることが推奨されるでしょう。
また、クレンジング剤の使用も注意が必要で、刺激の少ない洗顔料を使うよう心掛けてください。普段からメイクを欠かせない方は、術後のスケジュールをしっかり把握し、ダウンタイム中の過ごし方を計画しておくことが大切です。
最後に
今回の記事では目頭切開が向いてない人の特徴を紹介しました。目元の印象を大きく変えられる一方で、ダウンタイムやリスクも伴います。また、向き不向きを見極め、術後のケアや注意点をしっかり理解することも重要です。自分の顔立ちや理想とするイメージに合っているかどうか、事前に医師と丁寧に相談しましょう。