2022年6月に世界的に人気爆発中の韓国男性アイドルグループ「BTS」がYouTube公式チャンネルで「グループ無期限活動休止」を宣言。韓国や日本はもちろん、全世界に衝撃が走りました。今年で日本デビュー8周年を迎え、絶大なる人気を誇るグループの突然の発表に「なぜ?どうして?!」の声が殺到し、世界中のBTSファンから戸惑いを隠せない意見や悲しみの声があがっています。
今回は、そんなBTSの活動休止理由や活動の再開予定があるのかについてまとめてみました。
世界で活躍するBTS(防弾少年団)とは
2013年に韓国で誕生してから、約9年で世界的人気グループへと上りつめたBTS。7人の男性で構成され、3人がラップを、4人がボーカルを務めており、あわせてダンサーを担当しているメンバーもいます。
BTSには「防弾少年団」という名称と、英語圏の国へ進出するためにつけられた英語表記「Bang Tan Sonyeondan」の頭文字からとったBTSの名前があり、どちらもグループの正式名称です。ちなみに、防弾少年団 意味には「10代、20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」という想いが込められています。
韓国で活動を始めたBTSですが、その人気は国内にとどまらず、2017年には10ヶ国を巡るワールドツアーを決行し、一躍世界にその名を轟かせました。2018年には、アジア圏出身のアーティストとして初めてビルボード1位に輝き、その後はアメリカのビルボードチャートでは何度もランクインするほどの人気ぶりです。
BTS 活動休止の理由は?時期は?
活動休止の理由について、メンバーは「休息や個々の成長による時間の確保のため」と語っています。リーダーのRMは、「大ヒット曲『Dynamite』以降、多忙すぎて、グループの方向性を見失った」と話しており、「今はどんなグループなのか分からなくなってしまった」と告白。さらにRMは、K-POPやアイドルのシステム自体について「人として成熟させる時間を与えてくれない。朝起きてメイクをしたら、ひたすら音楽と仕事のみ。人としてものを考えたり、一人になる時間が必要」とも語っており、韓国アイドル業界の問題に触れています。特にここ数年はファンの間でもメンバーたちの表情から疲労やストレスの蓄積を心配する声が多くあがっていました。
また、BTSの最年長メンバーであるJINは2022年で30歳となり、2年延期されていた兵役も年内に入隊する必要が出ています。そこで理想の兵役の形と考えられる「同伴入隊」制度を使って、他のメンバーも同時期に兵役に服することが目的ではないかと憶測されています。
活動休止の具体的な時期の発表はまだありませんが、2022年6月10日に発売されたBTS 新曲の「Proof」で1つのシーズンを終えたと話していました。
BTS 活動再開予定はある?
サプライズ発表から早くも活動再開について注目が集まっていますが、メンバーは活動休止期間について発表しておらず、「無期限の活動休止」とされました。しかし、活動休止はあくまでグループでの活動を一旦休むことを意味し、今後は「ソロプロジェクトに集中する時間を取る」という意味で、メンバーは「解散ではない」と強く協調しました。メンバーは今、ゆっくり考える時間を持ち「それぞれがファンの記憶に残るようなアーティストになりたいと思い始めている」と語っています。
メンバーのJ-HOPEは「今必要なのは変化」としながらも、「自分たちの第2章を始めることは、BTSにとって重要」とし、グループとしての活動再開にもそれとなく触れていました。ソロ活動を通して、各メンバーが様々な経験を積み「よりパワーアップしたBTSとして元に戻ってきたい」という前向きな理由を明かしており、今後に期待が寄せられています。
K-POP界のレジェンド・BIGBANGは活動再開!
活動再開と言えば、世界中にファンをもち、K-POP界のレジェンドとして活躍していた「BIGBANG」が長い空白期間を経て約4年ぶりに帰ってきましたよね!オリジナルメンバー5人のうち、2019年3月に引退したV.Iを除く、G-DRAGON、SOL、T.O.P、D-LITEの4人での活動再開となりました。メンバーのT.O.Pは事務所であるYGエンターテイメントとの専属契約を終了し、BIGBANGの活動に参加するのか心配されていましたが、ソロでの活動とグループでの活動を両立するそうです。
BIGBANGのファンだったBTSファンも数多く、BIGBANG 活動再開はファンにとって嬉しい報告だったはずです。遂に戻ってきた「キング」こと、BIGBANG 活動再開にも注目しましょう。
最後に
BTSの突然のお知らせをまだ受け入れることが難しいファンも多いと思います。しかし、多忙を極めるメンバーたちに限界がきてしまったようですね。これからソロ活動していくメンバーを応援しながら、ますますパワーアップしたBTSの7人が揃って帰ってくる日を信じて待ちましょう!