2020年代に突入して以降、ヒカルさんやヘラヘラ三銃士 さおりんさんなど人気YouTuberが整形している事実を公表し、美容医療を受けるハードルが徐々に下がっています。そのような中で注目を集めているのが「ハイフ(HIFU)」です。しかしメリットとデメリットの両方が存在し、万能ではありません。そこで今回はハイフについて徹底調査しました。「ハイフとはどんな施術?」と気になっている人は参考にしてください。
ハイフとは?
ハイフとは1940年代に悪性腫瘍の治療を目的に開発された技術が起源です。研究の過程においてコラーゲンの生成を促進させる効果が判明し、美容医療に応用されるようになりました。今日では美容医療クリニックでおこなわれているハイフは、超音波エネルギーで肌のシワやたるみの根本原因となっている脂肪層や筋膜に重点的にアプローチ。従来のラジオ波やレーザー治療よりも皮下組織の深い層に刺激を与え、美容成分の生成と自然治癒力の活性化を図っています。
ハイフの効果
ハイフを施術する際には、カートリッジを使い分けて皮下組織のいずれの層にもしっかりとアプローチします。それゆえ複数の効果を望めるらしいです。では代表的な効果を確認していきましょう。
シワやたるみの緩和
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上述したようにハイフは表皮の下にある脂肪層や筋膜に熱刺激を与え、皮膚の奥から引き締め効果をもたらします。この立体的な働きかけによって自己再生力が活発化し、皮膚の弾力や潤いがアップするため、シワやたるみが目立ちにくくなる効果を期待できるのです。マリオネットラインと呼ばれる口元のシワや、目じりに出現しやすいチリメン状のシワなど、老けた印象になる症状を改善する際にハイフが重宝されています。
二重あごの緩和
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二重あごは肥満や加齢、前傾姿勢の習慣化などが原因のため、セルフケアでの解消が困難です。しかしハイフによる施術ならば熱エネルギーで脂肪層を刺激し、二重あごの原因である脂肪細胞を溶解して老廃物として排出できます。二重あごが緩和されるとフェイスラインがシャープになるため、小顔効果も望めるようです。またメスで余分な脂肪を除去するわけではないので、大きな傷跡が残るリスクは低いでしょう。
部分痩せ
ハイフは部分痩せを目的とする施術もおこなえます。フェイスラインや背中、膝上などの局所に蓄積された贅肉を減らす際に有用です。通常、施術後1カ月から2カ月の間に脂肪細胞が老廃物として徐々に排出されるため、効果を実感できるまでに一定期間かかります。尚、体外に排出された脂肪細胞が再び身につかくことはないため、長期間にわたって太りにくい身体になり、効果の持続を感じやすいのだとか。とはいえ食べ過ぎによって脂肪細胞が大きくなれば再び贅肉が増加します。
肌が滑らかになる
ハイフは肌のハリや弾力を回復させるため、開いた毛穴が目立たなくなる効果を期待できます。さらに施術後は肌の新陳代謝が活発化し、毛穴に古い角質が詰まるなどの肌トラブルが起きにくいです。そのため効果ピーク時には肌の表面が滑らかになり、若々しさがアップします。老化によって発生する毛穴の開きは、コンシーラーやファンデーションを塗っても誤魔化しきれないためハイフでケアする女性が続出しているようです。
ハイフの持続期間
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ハイフの効果は施術した直後から徐々に出現し、日数が経過するにつれて施術部位の変化を実感しやすくなります。効果が最も顕著に現れる時期は、使う機器のスペックや施術を受ける個人の状態によって差異があるものの、施術の約1カ月後が一般的です。さらにハイフの効果が持続する期間は3カ月から6カ月ほど。たいてい6カ月以上が経過すると効果が薄れるため、定期的に施術を受けなければ理想の状態を維持できないでしょう。
ハイフのリスクはある?
ハイフは熱エネルギーを利用しているため、施術時に「チクッとする痛み」や「皮膚の奥に響くような痛み」が生じる恐れを否めません。とくに骨の付近に熱エネルギーが届いた場合は痛みを感じやすいです。因みに、ハイフ機器のパイオニアに位置付けられている「ウルセラ」は激痛によって施術が難航するケースが少なくありません。
神経の損傷
ハイフ施術時にカートリッジを当てる場所や出力量が適正でなければ、急激に神経損傷のリスクが高まります。万が一、神経が傷つくと痙攣や麻痺の症状が起き、生活に支障をきたしかねません。そのため身体のいずれの部分にどのような神経が走っているかなど、皮下組織の構造を把握していない人物による施術は非常に危険。事前に美容医療クリニックの症例写真などを調べ、実績の豊富な医療機関を選択するべきです。
皮膚表面が負傷
ハイフは副作用の少ない美容医療といわれているものの、超音波エネルギーの一部がはね返り、皮膚表面に水ぶくれや腫れなどが生じるリスクがあります。但し化粧でごまかせる軽度の症状で、約1週間で自然に回復するケースが一般的です。むくみや赤みは濡れたタオルで施術部位を冷やすことによって症状がスムーズに緩和します。しかしながら症状が1週間以上にわたって続く、もしくは異様な痛みを感じる際には感染症に罹患している確率が高いです。早急に担当医師に相談しましょう。
ハイフが向かない人の特徴は
20代から30代前半の人はハイフが向いていません。一般的に年齢が若いうちは肌のハリが十分に保持され、目立つシワやたるみがほとんどないためハイフの効果を実感しにくいのだとか。若々しい肌に施術する際にはアンチエイジングではなく予防を目的におこなうので、目視による変化の確認が困難なのです。尚、顔に付いている脂肪が少ない人もハイフが向いていません。引き締め効果を得にくいため、他の治療方法を検討することが賢明です。
まとめ
ハイフは悪性腫瘍の治療を目的に1940年代に開発された古い歴史を持つ医療技術です。美容医療の現場で応用されて以降は、肌の老化や余分な脂肪の除去など多種多様な悩みを解決するために重宝されています。但し実績が不十分な美容クリニックや、技量が不足している医師の施術では、リスクが格段に高まるでしょう。そのため美容クリニックの公式サイトや口コミを事前に調査してから受診する必要があります。







