カベポスターは2014年に結成され、2021年から2022年かけて関西のお笑い賞レースで大活躍した「ネクストブレイク必至」の注目お笑いコンビです。今回、エムワン 2022で決勝進出を果たしました!
今回は、吉本興業所属のお笑いコンビ「カベポスター」のプロフィールや芸歴を紹介します!
カベポスターのコンビ名の由来は?
カベポスターのコンビ名は、永見さんの発案です。「ポス」と「スタ」という音の響きが好きな永見さんは、「ポスター」という単語をコンビ名に入れたかったらしく、ポスターの一番近くにある「壁」と組み合わせて「カベポスター」になったそうです。
コンビ名を決める際に、二人はそれぞれ候補を3つほど持ち寄って、候補となったコンビ名をトーナメント制で競わせたそうです。それを勝ち抜いたのが「カベポスター」だったのですね。浜田さんが持ってきた案の中には、メジャーリーガーの名前である「エバン・ロンゴリア」というものがあったのだとか。なんとなく、カベポスターで正解な気がします。
カベポスター(永見・浜田)のプロフィール
カベポスター永見のプロフィール
- 名前:永見大吾(ながみだいご)
- 生年月日:1989年12月19日
- 年齢:32歳(2022年年12月現在)
- 出身地:奈良県生駒市
カベポスターのボケ、ネタ作り担当の永見さん。身長は186㎝とかなり高く、優しそうな風貌をしています。また、眼鏡をかけていることも特徴で、ロングコートダディの堂前さんや空気階段の水川かたまりさん、ザ・マミィの林田さんなど、近年若手芸人で目立った活躍を見せている、いわゆる「センス系メガネ芸人」の一人でもあります。憧れの芸人は「さま~ず」で、一緒に仕事できたら引退していいと語るほど敬愛しています。
小学生の頃からお笑いが好きで、吉本新喜劇の影響で変顔をして笑わせるような子供だったそうです。一方で成長につれてお笑いのセンスが養われていったのか、今では大喜利を非常に得意とする芸人の一人として知られています。その実力はなんと芸人になる前から示しており、視聴者投稿の大喜利番組「着信御礼!ケータイ大喜利」でも数度にわたって答えが採用され、「IPPONグランプリ」でも視聴者投稿紹介コーナーで答えを紹介されたことがあるそうです。
「世界で1人は言っているかもしれない一言」という、短い尺にも対応できるピンネタを持ち、また「永見大喜利」という独自の大喜利方を編み出していることでも話題です。大喜利の答えを10枚ほどフリップに用意しておき、振られた大喜利のお題に対して事前に用意した答えの中から最適の物で回答する、というシステムの大喜利は「ワイドなショー」でも取り上げられました。
カベポスター浜田のプロフィール
- 名前:浜田順平(はまだじゅんぺい)
- 生年月日:1987年4月28日
- 年齢:35歳(2022年年12月現在)
- 出身地:大阪府大阪市
カベポスターのツッコミ担当、浜田さん。お笑いコンビの「ツッコミ」にして「浜田」という衝撃の苗字を持っていますが、本人もダウンタウンへの憧れを持っていたそうです。永見さんの隣にいると背が低く見えますが、浜田さんも173㎝あり決して低くはありません。
年齢は永見さんの二つ上で、大阪市立大学法学部を一年留年後に卒業し、大手自動車メーカーに就職。しかし、心身に余裕がなくなり一年半で退社して、NSCに入学した経歴を持ちます。一方で、中学時代からお笑いへの憧れは持っていたようで、特にエムワンの常連だった「笑い飯」に衝撃を受けていました。
中国人留学生を好きになって告白したものの、相手が中国に帰った際に許嫁とよりを戻すことになったために振られたというエピソードがよく相方などに披露されています。また、大喜利で無類の強さを誇る永見さんとは対照的に、浜田さんは大喜利にてんで弱く、時折それを自虐しています。NSCの木村祐一さんによる大喜利の授業では、永見さんが絶賛されていたのに対して、浜田さんは0点だったこともあるようです。
カベポスターの魅力
①優しい雰囲気の切れ味鋭い漫才
漫才で高い評価を得ているカベポスターですが、漫才の雰囲気は少し緩く、優しいものとなっています。二人がネタで気を付けている所に「キツイ言い方は止めよう」というものがあるようで、浜田さんのツッコミもどついたり暴言を吐くようなキツイものにはなっていません。勿論、永見さんも笑みを浮かべながら優しい声色で話すのですが、一方でボケに関してはロジカルで多少サイコな物も多くあり、それが不気味さも混じった独特な魅力を醸し出しています。
②定番のつかみで印象に残りやすい
カベポスターの漫才は、大体永見さんが「確かにお前の言う通り、~~だね」といった風に話し、浜田さんが「言ってないわ」とツッコむつかみで始まります。
その後、永見さんが「話してたのお前じゃなかった」と続け、浜田さんが「誰と何話してんねん」と返すくだりまでが定番です。永見さんの最初の一言は毎度クスリと笑いを誘う、大喜利のセンスを活かしたあるあるネタになっており、この部分を楽しみにしているファンの方も多いです。
③関西賞レースの圧倒的実績
エムワン決勝進出まで、全国での知名度はそこまで高くなかった「カベポスター」。しかし、202年にYTV漫才新人賞優勝、ABCお笑いグランプリ優勝を果たしており、関西のお笑い界においては「賞レース荒らし」として有名です。漫才のイメージが強いカベポスターですが、キングオブコントにも出場しており2022年は準々決勝進出、意欲的に取り組んでいます。永見さんは、2020・2021年のR-1グランプリでも準決勝進出を果たしていますよ。
最後に
今回は、カベポスターの二人のプロフィールや芸歴、魅力について紹介しました。2020・2021年のエムワンでは準決勝に残りながらも、あと一歩で敗退していたお二人。念願の決勝の舞台でどのようなネタをするのか、注目です!