漫才の日本一を決めるM-1グランプリ2022が年末に開催され、「ウエストランド」が第18代目の王者に輝きました。さらに、THE MANZAIでも認定漫才師に選出されたウエストランドは、芸歴15年目にして世間から大注目の芸人さんです。
そこで今回は、エムワン 2022で優勝を果たした、ウエストランド(井口・河本)のプロフィールや芸歴についてまとめて紹介します。
ウエストランドとは
ウエストランドは、岡山県出身で「タイタン」に所属しているお笑いコンビです。2人の出会いは、中学時代でした。同級生だったものの、当時は河本さんは吹奏楽部で、井口さんはサッカー部に所属していてあまり接点がなかったそう。しかし、高校から河本さんがサッカー部に所属したことで2人は仲良くなりました。そして、高校を卒業後、井口さんは大学進学で上京。河本さんは就職しました。
その後、井口さんがお笑いをしたいと河本さんを誘い、2008年にコンビを結成。養成所には行かず、フリーで活動を開始します。その後、オーディションライブを経て、爆笑問題などが所属する「タイタン」に所属しました。
芸風は、ツッコミの井口さんが高速ロングツッコミで強烈な毒を吐く毒舌漫才です。
コンビ名の由来
2人の出身地、岡山県津山市にあるショッピングセンター「スーパーマルイ・ウエストランド店」がコンビ名の由来になっています。このショッピングセンターは、2人が子供のころから通っていた思い出の場所です。店の許可なしにコンビ名を決めたものの、後に仕事の依頼が来るなどして公認になりました。
ウエストランド(井口・河本)のプロフィール
ウエストランド・井口のプロフィール
- 名前:井口浩之(いぐち ひろゆき)
- 生年月日:1983年5月6日
- 年齢:39歳(2023年1月現在)
- 出身地:岡山県津山市
ウエストランドのツッコミでネタ作りも担当している、井口さん。小学4年から大学4年までサッカー部に所属し、現在もサッカー観戦やフットサルチームを作っています。また、ビールが好きで「井口ビール部」を作り、ビール好き芸人仲間、ジグザグジギーの池田勝さんやモグライダーのともしげさんなどを集めてトークイベントを行っています。
特技は「手を使わずに鼻を曲げる」ことで、「気功が使える男」と言うネタがあったり、リアクションで用いることがあります。
ウエストランド・河本のプロフィール
- 名前:河本太(こうもと ふとし)
- 生年月日:1984年1月25日
- 年齢:38歳(2023年1月現在)
- 出身地:岡山県津山市
- ボケ担当
ウエストランドのボケ担当・河本さんは、高校卒業後にリフォーム会社に就職したものの、2020年にM-1グランプリに進出したのをきっかけに退職しました。しかし、現在でもアルバイト扱いになっているようです。
趣味はキャンプで、ソロキャンプ芸人のヒロシさんが所属している「焚火会」のメンバーに加入しています。個人YouTubeチャンネルでも、キャンプ関連の動画がアップされています。さらに「チーム焚火会」として、ヒロシさん、ベアーズ島田キャンプさんと共に「第一回サウナ温め選手権 日本大会」に優勝し、フィンランドで行われる「サウナ温め選手権 世界大会」に出場。しかし、失格となってしまいました。
プライベートでは、2014年11月22日に高校時代の後輩でサッカー部のマネージャーを務めていた同郷の一般女性と結婚。2016年に長女が、2021年次女が誕生しています。
ウエストランドの魅力
独自のスタイルからなる漫才
普通の漫才ですと、「片方がボケて相方がツッコミをいれる」というスタイルが主流だと思います。しかし、ウエストランドのスタイルは違います。圧倒的に井口さんがしゃべります。そのため、1人でボケてそれにツッコミを入れることもあるという他にはない独特なスタイルです。
井口の切れのあるマシンガントーク
冷静であまり話さない河本さんに対して、どんどん熱くなり毒舌になっていく井口さん。M-1の決勝で披露した、あるなしゲームのネタでは、河本さんの出すあるなしワードからスタートして、徐々にゲームから脱線していき、どんどん熱く毒を吐いていく井口さん。ただ悪口を言っているようですが、共感させられることもあってついつい笑ってしまいます。
まとめ
今回は、『エムワン 2022 優勝!ウエストランド(井口・河本)のプロフィールや芸歴』と題して、まとめて紹介しました。
毒舌を吐く井口さんと、冷静な河本さんによる他にはない温度差漫才をするウエストランド。M-1優勝という漫才師として、確かな実力を持つ彼らは今後メディアにも多く出てきてブレイクすることでしょう。彼らの今後の活躍に期待したいですね!