ダイヤモンドは、エムワン2022決勝進出を果たした、吉本興業所属のお笑いコンビです。2017年結成で、結成5年目にして初めての決勝進出となりました。
一方で、芸歴としては二人とも13年を数えます。2021年年始の日本テレビ「おもしろ荘」で優勝を果たしたことで話題になりました。今回は、ダイヤモンドのプロフィールや芸歴を紹介します。
ダイヤモンドのコンビ名の由来は?
ダイヤモンドのコンビ名は、そのまんま宝石の「ダイヤモンド」に由来しています。叩かれてもくじけない、硬い、強いハートを持って輝きたいという気持ちが込められていますよ。お笑い芸人のコンビ名としては珍しいほど、素晴らしい意味の込められたコンビ名です。
また、吉本の看板的存在、「ダウンタウン」と画数が同じであり、ダウンタウン同様「ン」が入っていることも決め手の一つだったそう。願掛け的な意味合いも込められていたのですね。
ダイヤモンド(野澤・小野)のプロフィール
ダイヤモンド 野澤のプロフィール
- 名前:野澤 弘之(のざわ ひろゆき)
- 生年月日:1986年12月24日
- 年齢:35歳(2022年12月現在)
- 出身地:栃木県塩谷郡
NSC東京校15期生出身の野澤さん。明治大学政治経済学部卒業で、明治大学お笑いサークル「木曜会Z」の2期生でもあります。長髪がトレードマークで、長い間白黒の斜めストライプのスーツを着用していました。
ダイヤモンド結成前は、木曜会Z時代からの同期だった小林さんと「エレーン」というコンビで活動していましたが、2016年8月に解散しています。当時の野澤さんは、「野澤六平」名義で活動していました。
2016年のエムワンに松下しんぺーさんと「シン・ノザワ」というコンビで3回戦まで進出、2020年、2021年のエムワンではフィーバーゆうじろうさん、更にかつてピスタチオを結成していたことでも有名な伊地知大樹さんと「ペペロペBURGERS」というユニットで出場(1回戦敗退)するなど、ユニット活動にはかなり積極的です。芸人仲間とのルームシェアもしていますよ。
ダイヤモンド 小野のプロフィール
- 名前:小野 竜輔(おの りゅうすけ)
- 生年月日:1990年8月13日
- 年齢:32歳(2022年12月現在)
- 出身地:山口県宇部市
NSC大阪校32期出身の小野さん。野澤さんとは学年が4つ違いますが、芸歴では同期になります。小野さんは山口県立宇部中央高等学校を卒業後、NSCに入ったのですね。
かつては、「アルドルフ」「セクシーパクチー」という二つのコンビで活動していましたが、ともに解散しています。「アルドルフ」時代の相方は、ダイヤモンド結成前に野澤さんと共にエムワンに出場した松下しんぺーさん。また、アルドルフ時代には奈良県住みます芸人も担当していました。
2015年結成、2020年解散の塩顔4人組エアバンド「SALTY’s」のメンバーでもありました。同バンドにはピスタチオの小澤さん、西村ヒロチョさん、相席スタート山添さんといったお笑い芸人も参加しています。更に、吉本のミュージカルユニット「JUNK∞TION」のメンバーでもありました。
ダイヤモンドの魅力
①おもしろ荘優勝経験も!様々なスタイルに意欲的に取り組む実力派漫才師
ダイヤモンドの漫才スタイルは柔軟で、ボケやツッコミもはっきりとは固定されず、ネタ中にボケとツッコミが入れ替わるネタもあるほどです。エムワン2018では、小野さんが一切喋らず野澤さんだけが話し続ける、攻めた漫才で準々決勝まで進出。変則的な構成のネタが多いことも特徴的です。
2021年の年始に、ぐるナイの正月恒例企画「おもしろ荘」に出場。コーヒーのサイズを野澤さんが体全体を使って表現する独創的なネタで見事優勝を勝ち取りました。
②漫才のスタイルも見た目のスタイルも変更、新たな魅力で掴んだ決勝
しかし、エムワン2022のダイヤモンドはスタイルをガッツリ変更しました!
野澤さんがボケ、小野さんがツッコミの役割を明確にし、新たなスタイルで念願のエムワン決勝を果たしましたよ。ダイヤモンドはこれまで準決勝にも進出したことがなく、初の準々決勝突破から勢いに乗っていきなり決勝進出、ダークホースとして騒がれています。
ダイヤモンドが今年変えたのは、漫才のスタイルだけではありません。野澤さんはストライプのスーツをやめ、二人揃って黒スーツでビシッと決めています。2022年9月ごろにダイヤモンドの二人はマヂカルラブリーの野田クリスタルさんがジム長を務める「クリスタルジム」でダイエットを敢行、体を絞ったことでかなりスタイリッシュな印象になっています。
③芸歴初期からの二人の絆
それぞれ大阪吉本、東京吉本出身で畑が違う二人ですが、小野さんが「アルドルフ」時代に上京していたことから二人は早くして知り合っていたのです。
「アルドルフ」と「エレーン」は二組でライブを開くほど仲良しで、小野さんがアルドルフ時代とは正反対の芸風のコンビを組みたいと思ったことから野澤さんを誘ってダイヤモンドとなりました。違うコンビで長年やっていたからこそ、互いに見える部分もあることでしょう。コンビ歴以上に培われた二人の絆が、ダイヤモンドの一番の武器です。
最後に
今回は、ダイヤモンドの二人のプロフィールや芸歴について紹介しました。スタイル変更早々、初のエムワン決勝進出を果たし、幸先のいいスタートとなったダイヤモンド。これからの活躍にも要注目です!